暮らしを整えるヒント
食風水は器選びから|買ってきたおかずを、おいしく見せる盛り方
食風水を試すなら、今日のおかずを気に入った器に盛るところから始められます。料理の色が映える皿を選ぶだけでも、買ってきた一品を楽しんで食べる支度になります。
器は、料理を味わうための舞台
食風水では、何を食べるかに加えて、どんな気持ちで食べるかを大切にします。盛り付ける器を選ぶことも、その食事に心を向ける方法です。
たとえば、緑の野菜を白い小鉢に盛ると、色の違いがはっきり見えます。煮物なら汁を受け止められる深さ、焼き魚なら身をほぐせる余裕も必要です。見た目と食べやすさの両方を考えてみましょう。
願いに合わせて、形や色を楽しむ
食風水の見立てでは、丸みのある器や淡いピンクは、穏やかな縁や親しみを願う食卓に向いています。青や紺、四角い皿は、仕事での活躍を願う時に選べる組み合わせです。
好きな色の皿を使いながら「今日はよく話せる食事にしよう」「明日の仕事を気持ちよく始めよう」と思いを添える。そんな楽しみ方で十分です。家にない色をそろえるために、食器を買い足す必要はありません。
色合わせより、使える器かを先に見る
欠けている食器や、ぐらつく器は食卓へ出す前に見直します。電子レンジや食器洗い機に使う場合は、その器の表示を確認してください。見た目が似ていても、材質や装飾によって扱い方は変わります。
また、疲れた日には容器のまま食べることもあるでしょう。一度盛り付けを省いたから運が落ちたと考えず、余裕のある食事で試せば続けやすくなります。
家にある器で、こんな盛り方を
惣菜を買って帰った日
全部を大皿へ移すより、今食べる量を取り分けます。揚げ物は平たい皿、汁気のある和え物は小鉢など、料理に合わせれば食べやすくなります。残りは商品の保存表示に従って扱いましょう。
一人で食べる日
誰かに見せるためでなく、自分のために好きな器を出してみてください。小さなおかずでも、食べる分に合った器なら寂しく見えにくくなります。使う皿を減らしたい日は、仕切りのある皿や一つの盆にまとめる方法もあります。
人と集まる日
取り箸や小皿も先に用意すると、料理を取り分けやすくなります。柄をそろえることより、会話を止めずに食べられる配置を優先しましょう。大きい器一つに詰め込まず、手の届くところへ分けて置くのも親切です。
料理を見てから、皿を一枚選ぶ
いつもの皿を無意識に出す前に、おかずの色と汁気を見ます。食器棚にある候補を二枚並べ、盛りやすい方を選んでみてください。最後に縁をさっと拭けば、その一品を気持ちよく食卓へ出せます。
確認資料
- 農林水産省「実践してみよう!和食の盛り付けのコツとおもてなし」 — 器と料理の色、食べる人に合わせた盛り付けを確認。色や形の食風水とは区別して紹介しています。
今日試せること
- 今日のおかずの色を見て、食器棚から合いそうな一枚を選ぶ
- 盛り付けた後、皿の縁についた汁を拭いてから食卓へ運ぶ
よくある質問
食器を家族全員でそろえないといけませんか?
そろっていなくてもかまいません。大きさや使いやすさを優先し、各自が扱いやすい器で食事を楽しめます。