暮らしを整えるヒント
新玉ねぎにはどんな縁起がある?春の始まりを味わう加熱料理
新玉ねぎは、春の新ものに新しい始まりや発展への願いを重ねて味わえる食材です。生で食べることにこだわらず、蒸したり焼いたりして、やわらかな食感と甘みを楽しみましょう。
春の新ものを、始まりの食卓に迎える
新玉ねぎは、春の食卓へ新しい季節の味を運ぶ食材です。食風水では、新ものに始まりや発展の願いを重ねられます。生活や仕事で新しいことを始める頃、いつもの料理の玉ねぎを替えて楽しむ方法があります。
新玉ねぎと呼ばれるものは、単に普通の玉ねぎを早く買ったという意味ではありません。JA鳥取西部は、収穫後すぐ出荷するのが新玉ねぎで、乾燥させて貯蔵する玉ねぎと扱いが違うことを紹介しています。
みずみずしくやわらかいので、サラダだけでなく温かい料理にも使えます。産地や品種で出荷時期は変わるため、春の候補として覚え、店頭で手に入るときに状態を見て選びましょう。
蒸す・焼くで、やわらかさを楽しむ
手軽に加熱するなら、皮をむき、上下を整えてくし形に切ります。鍋やフライパンへ並べて少量の水を加え、ふたをして火を通すと、蒸し煮の一品になります。途中で水の状態を確かめ、焦げつかないようにします。
やわらかくなったら器へ盛り、かつお節と少量のしょうゆなど、好みの味で食べられます。まず玉ねぎだけを一口味わってみると、調味料をどのくらい足したいかが分かります。
焼く場合は、厚めに切った面をフライパンに並べ、少量の油で焼きます。焼き色が付いたら返し、中まで食べやすく火を通してください。大きさで時間が変わるので、時間だけで終わりを決めず、中心のやわらかさを確認します。
普通の玉ねぎと同じように長く置かない
新玉ねぎは水分が多く傷みやすいため、JA鳥取西部は紙に包んで野菜室へ入れ、早めに食べ切る方法を案内しています。乾燥した玉ねぎのつもりで、台所へ長く置いておかないようにしましょう。
選ぶときは重みや皮の状態を見て、買った後の料理を決めます。量がお得でも、使う予定が少なければ小さな袋から選べます。持ち帰ったら保存場所へ入れ、先に使う食材として分かる位置に置いてください。
新玉ねぎでも、生の辛みを感じることがあります。サラダで食べることを必須にせず、苦手なら加熱料理へ変えられます。品種ごとの特徴もあるので、「新」という名前だけで全く辛くないとは決めず、少量を味見して選びます。
副菜・汁物・初めて食べる場合
主菜の横へ温かい副菜を添えたい
くし形の蒸し煮なら、形を残して盛れます。肉や魚の味付けが濃い日は、新玉ねぎには調味料を控えめに添えるなど、献立全体で考えましょう。やわらかな玉ねぎを崩しすぎないよう、器へ移すときは下から支えます。
汁物に使いたい
食べやすい薄切りにして、きのこや豆腐などと合わせられます。煮たときのやわらかさが好きなら少し大きめに切る方法もあります。汁の味は玉ねぎに火が通ってから確かめ、好みに調整します。
初めてで、普段の玉ねぎとの違いを知りたい
まずは蒸し煮など、材料の少ない料理で味わってみてください。調味料を別に添えると、新玉ねぎ自体の甘みや口当たりが分かります。気に入ったら、次はいつもの味噌汁や炒め物へ使ってみましょう。
買う日から、食べる料理まで決める
新玉ねぎを見つけたら、今夜の蒸し煮や明日の汁物など、行き先を決めて必要な量を選んでください。帰宅後は野菜室で保管し、早めに調理します。新しい始まりへの願いを、旬に出会った食材の味と一緒に楽しみましょう。
特徴と保存の確認資料
JA鳥取西部「玉ねぎ」で、新玉ねぎと貯蔵する玉ねぎの違い、選び方、紙に包んで野菜室で保存する方法を確認しています。
今日試せること
- 新玉ねぎを食べる人数分だけ選び、帰宅後は紙に包んで野菜室へ入れる
- くし形に切った新玉ねぎを蒸し煮にし、少量の調味料で味わう