暮らしを整えるヒント
年末の大掃除は何から始める?5〜10分ずつ進める順番
年末の大掃除は、12月初めなど早めに始め、玄関、大きな窓やベランダ、余裕があれば寝室の順に進めると計画しやすくなります。一回5〜10分ほどの小さな範囲へ分け、年末の一日に詰め込まない予定をつくりましょう。
場所ではなく、終えられる作業へ分ける
「玄関を全部」「窓を全部」と書くと、始める前から大きな仕事に見えます。大掃除を早めに進めるなら、靴をよけて床を掃く、窓の室内側を一面拭くなど、終わりが分かる単位へ分けましょう。
12月初めなど、年末の予定が詰まる前から取りかかると、天気や都合を見て日を選べます。朝に手をつける方法がおすすめですが、生活に合うなら昼や夕方でも構いません。時間帯を守れなかったために、その日の掃除を全部取りやめる必要はありません。
一回5〜10分は、広い場所を急いで仕上げる時間ではなく、作業を小さく区切る目安です。道具を出して戻す時間まで考え、日常の出入りを妨げない範囲を選びます。
玄関から、光を迎える窓へ進む
最初は玄関です。外と家の境目を整えるつもりで、今出ている靴をよけ、床や棚の手が届く部分を掃除します。靴箱の全段を同じ日に整理しなくても、出入りする面がきれいになれば一区切りです。
次に大きな窓やベランダへ。窓の室内側、取っ手、ベランダの床などを別の作業として予定に入れます。外へ出る作業は天気のよい日にし、雨の日は室内側へ切り替えられるようにしておきましょう。
余力があれば寝室へ進み、寝具の周りや足元を手入れします。全室を同じ量だけ行うより、よく使う場所を確実に終える方が、年末の予定にも合わせやすくなります。
途中で時間になったときの片づけまで決める
時間を区切っていても、洗剤をつけたまま、床を濡らしたままで作業を止めることはできません。用品の説明に従って処理し、歩く場所を安全に戻すまでを見込んで始めます。
高い窓や重い家具の移動は、短時間の掃除へ無理に含めません。人手や道具が必要なら、別の予定にします。手の届く範囲を終えた後に、残りをどう扱うか考えましょう。
家族と進めるときは、同じ場所へ同時に道具を広げないよう担当を分けます。洗剤を共用するなら使っている製品を確認し、別の用品を混ぜずに扱います。物を捨てる判断は持ち主へ任せ、掃除の勢いで処分しないでください。
工程表は、作業と天気の条件まで書く
予定表は細かく埋めすぎず、次にすることが読める程度にします。以下は分け方の例です。
| 場所 | 一回分の作業 | 終わりの状態 |
|---|---|---|
| 玄関 | 出ている靴をよけて床を掃く | 靴を戻し、通路が使える |
| 大きな窓 | 室内側のガラス一面を拭く | 道具を片づけ、カーテンを戻せる |
| ベランダ | 空の容器と床のごみを確認 | 容器が安定し、足元が空いている |
| 寝室 | ベッドから扉までの床を掃除 | 夜に物を踏まず歩ける |
休日が少ない
平日は室内で短く終えられる作業を選び、天気が必要なベランダなどを休日へ残します。終わらなかった項目は次へ移し、完了した印を消して最初からやり直さないようにしましょう。
家族の予定が合わない
全員が集まる一日を待たず、各自が担当できる場所と道具を決めます。共有の棚は物の持ち主が分かる状態にし、移動が必要なら先に相談します。
最初の一回を、日付と作業で決める
「大掃除をする」ではなく、「土曜の朝、玄関の床を掃く」と書いてみてください。終えたら印をつけ、次に使う道具を確認します。手をつける場所と終わりが見える工程表にすると、年末までの空いた時間を使って進められます。
今日試せること
- 玄関・大きな窓・ベランダのうち、最初に掃除する面を決める
- 掃除する場所、道具、実施日を紙に書き、終えた範囲へ印をつける