暮らしを整えるヒント
目標を具体的にする方法|いつまでに、どんな状態かを書き出す
目標を具体的にするには、「いつまでに、どんな状態になっていたいか」を、自分で確かめられる言葉にします。誰と取り組むのか、どんな気持ちで過ごしたいのかも添えたうえで、最初にする作業へ分けていきましょう。
目次 6項目
「頑張る」から、終わった姿が分かる言葉へ
「もっと勉強したい」「家を使いやすくしたい」という願いは、目標の入口になります。ただ、そのままでは今日何をするかも、どこまで進めば一区切りかも決まりません。願いを否定せず、見える状態へ言い換えてみます。
「家を使いやすくしたい」なら、「今月中に、出かける時に必要なものを玄関でそろえられるようにする」という書き方があります。家全体が対象ではなくなり、鍵や持ち物の置き方を考えるという作業へ移れます。
目標には、数字を付ければよいというものでもありません。「本を何冊読む」より、読みたい本の内容を話せるようになりたい場合もあります。自分が何を得たいのかに合わせ、終わりを確かめる方法を選びます。
期限・相手・過ごし方を加えて、手順を作る
期限は、今ある予定を見て決めます。やる気のある瞬間だけで決めず、使えそうな時間がどこにあるかを探しましょう。締切が決まっていない目標なら、まず見直す日を置く方法もあります。
誰かと取り組むなら、自分だけで決められない条件も書き出します。家族で本棚を使いやすくしたい場合は、残す本や置き場所を一人で決める前に、相談する日が必要です。「誰と」は気持ちを盛り上げる言葉ではなく、手順の順番に関わります。
どんな気持ちで過ごしたいかも、量を決める材料になります。「週末を落ち着いて迎えたい」のに、毎晩予定を詰めて疲れ切る計画では、目指す姿と進め方が合いません。できるだけ速く終わらせること以外にも、守りたい条件を残します。
自分で動かせない結果を、全部背負わない
「相手に褒めてもらう」「必ず選ばれる」といった結果には、相手の判断も含まれます。望むこと自体は構いませんが、日々の目標は、自分が準備することや提出するものまで分けておきます。
大きな目標を小さく分ける時も、すべてを細かい予定で埋める必要はありません。まだ方法が分からない部分は「確認する」を最初の作業にできます。知らないまま完了日だけを決めるより、必要な手間を知ってから調整するほうが計画に無理が出にくくなります。
一度決めた目標を変えることもあります。期限に近づいてから急に全部やり直すより、途中で見直す日を設け、残り時間と実際の進み具合を比べます。目標を変えた理由も一言残すと、気分による変更か、条件の変化への対応かを見分けられます。
読書・家の用事・共同作業の目標例
読書を続けたい
「たくさん読む」から、「次の週末までに気になっている章を読み、試したいことをメモする」へ変える例があります。読む時間を決める前に、本が手元にあるか、どこから読むかを確認します。読破が目的でないなら、全部読むことを条件にしなくて構いません。
先延ばしの家事を終えたい
「家を片付ける」ではなく、「来客の日までに客用の椅子を使える状態にする」とすると、どこを対象にするか決まります。置いてある物を動かす場所が必要なら、その確認から始めます。見える所を移動するだけで終えないための順番です。
誰かと一緒に準備したい
会食や集まりの準備では、終わった状態を先に共有します。「当日に各自が持ち物を分かっている」を目標にするなら、担当を決めて連絡することが手順に入ります。自分が全部こなす計画にせず、相手へ確認する時間も含めます。
願いを書いた後に、最初の作業を選ぶ
叶えたいことを書いたら、期限と終わった状態を隣に添えます。誰かの協力が必要か、続けるうえで守りたい余裕は何かも確認しましょう。そのうえで、最初に見る資料、聞く相手、用意する道具を決めます。今日の作業が目標のどこにつながるか説明できれば、始める位置が定まります。
今日試せること
- 今の願いに、期限と終わった状態を書き添える
- その状態に向けて最初に確認するものを予定へ入れる