住まいの風水
収納家具はどの方角に置く?西・北を使う風水と配置の考え方
収納家具は西から北側にまとめ、東から南側は低い家具で余白を取る、という風水の考え方があります。方角を合わせるために窓や通路を塞がず、間取りと家具の安定を確かめて取り入れましょう。
背の高い収納を西から北へまとめる
棚やたんすを置くとき、どの壁を収納に使うかで部屋の見え方は変わります。風水では、西から北を収納の場所として使い、東から南には低さと余白を残す配置が候補になります。家にある家具すべてを同じ高さにそろえるという意味ではありません。
例えば、窓のない北側の壁に本棚をまとめ、南の窓の前に低い棚を置く形です。背の高い家具が窓を覆わず、明るい側に目線の抜ける場所をつくれます。ただし北側に扉があれば、その開閉を守る方を先に考えます。
方角が分からないまま重い家具を動かす必要はありません。住まいの図面などで位置を確かめ、今の家具を書き込んだ小さな配置図から検討しましょう。
東と南の余白は、窓の前からつくる
家具を減らさなくても、窓の前の積み箱を別の棚へ戻すだけで余白ができます。低い棚の上に高く物を積んでいる場合は、棚そのものより上の物を見直す方が手をつけやすいでしょう。
窓辺は、カーテンを開けられる、窓の取っ手に届く、掃除するときに手が入る状態を目安にします。見た目に空いていても、窓を開けるたびに鉢や箱を持ち上げなければならないなら、置く数を減らす余地があります。
収納を一方へまとめる際は、中身も使う場所に合わせます。よく読む本を奥へ押し込み、空の箱を取りやすい場所へ置いては、毎日の出し入れが面倒になります。方角と同時に「何をどこで使うか」を見ると、配置を長く保ちやすくなります。
家具の安定と扉の開閉を先に確かめる
たんすや大きな本棚を一人で引きずるのは避け、移動や固定は製品の案内に従って行います。中身が入ったまま動かせるかを思い込みで決めず、重さ、床の材質、移動先の寸法を確認してください。
西や北に寄せると出入り口が狭くなるなら、現在の場所を使う案を残します。部屋の扉、収納扉、窓が最後まで開くか、ベッドから出口まで歩けるかを見てから決めましょう。電源コードを通路へ伸ばす配置にも注意が必要です。
家具を高く積み重ね、上の空間へ収納を増やすことを風水のために行う必要はありません。固定できない家具や、手が届かず出し入れしにくい収納を増やさず、今ある範囲で低さとまとまりを考えます。
動かせない部屋では何を調整する?
備え付けの収納が東や南にある
備え付け収納を移設する前提にはしません。扉の前に物を積まない、上や横へ箱を増やさないなど、周りの余白から整えます。収納そのものを不吉と扱わず、窓が使えるか、室内を歩けるかを確認しましょう。
一部屋にベッドも机も置いている
大きな家具の行き先が限られるなら、入口から窓までの動きを図に書きます。椅子を引く場所や寝具を扱う場所を残した上で、低い収納を選べる部分だけ調整します。部屋の中央に背の高い棚を置く前に、壁面にまとめられないかを考えます。
家族の家具と自分の希望が合わない
よく使う道具の置き場所を変えると、家族にも影響します。まず困っている点を共有し、紙の配置図で案を比べましょう。方角のよしあしだけを理由に一斉に移動するより、皆が使う棚から合意して進められます。
動かす前に、窓と通路を配置図へ書く
部屋を四角く描き、窓、扉、背の高い家具を記入してください。東や南の窓を塞いでいる物があれば、棚の上の箱など軽いものから移せる先を探します。大きな家具は寸法と固定方法を確認できてから。今日は配置図をつくるところまででも十分な準備になります。
今日試せること
- 部屋の窓と収納家具を簡単な図に書き、光や通路を塞いでいるものを確認する