暮らしを整えるヒント
家に感謝する大掃除とは?一年を過ごした場所への手のかけ方
家に感謝する大掃除は、一年を過ごし、守ってくれた住まいへ手をかけることです。持ち家でも賃貸でも、自分が長く過ごした場所を選び、「ここで何をしたか」を思い出しながら丁寧に掃除できます。
目次 6項目
一年使った場所へ、感謝を込めて手をかける
毎日眠った寝室、食事をした机、帰宅して靴を脱いだ玄関。大掃除を家への感謝として行うなら、家全体を一度に見るより、自分の一年と結びつく場所から考えられます。
忙しい日に帰って休めた、家族と食事ができた、作業を続けられた。家の中の具体的な場面を思い出すと、どこへ手をかけたいかが決まります。普段の掃除では飛ばしていた机の角や扉の取っ手にも、目を向けてみましょう。
感謝を声に出すか、心の中で思うかは自分に合う方法で構いません。「今年もここで過ごせた。ありがとう」と短く伝え、よく使った場所から丁寧に手入れしてみましょう。
よく触れたところから、住まいとの一年を振り返る
よく使った場所を選んだら、まず物を一時的によけます。机なら天板と手前のふち、玄関なら取っ手や靴を履く面など、自分が毎日触れた部分を見てください。素材に合う方法で、普段より少し丁寧に汚れを落とします。
掃除しながら見つかった忘れ物や小物は、持ち主へ戻す機会にもなります。なくしたと思っていた品を見つけたら、何がどこにあったか伝えられます。家族の物の必要性を掃除する側だけで決めず、使う人に確かめましょう。
作業が終わったら、いつもの位置からその場所を見ます。長く過ごした机がまた使える、玄関で靴を履きやすくなった。その変化を確かめるところまでが、家へ手をかけた実感になります。
完璧な掃除を、新年を迎える条件にしない
家への感謝は、汚れを一つも残さないことと同じではありません。掃除が完璧でなければ年神様を迎えられない、と追い込む必要はありません。体力や予定に合う範囲で、一年使った場所へ手をかけます。
「感謝が足りないから掃除できていない」と、自分や家族を責めないようにしましょう。手が回らなかった場所には、その家庭の忙しさや事情があります。気になる場所を選び、今日できる作業へ分けることから始められます。
また、家に感謝するために高価な用品をそろえたり、無理に家具を動かしたりする必要はありません。手元の道具で適切に扱える面を選び、手入れできない場所は別の機会へ残します。
賃貸・一人暮らし・家族暮らしの取り入れ方
賃貸の住まい
所有していなくても、そこで一年を過ごしたことは変わりません。自分が日々使った玄関や台所などへ手をかけられます。備え付け設備を自己判断で分解せず、通常の手入れの範囲で整えましょう。
一人暮らし
誰かに見せる掃除でなくても、自分が使いやすい状態へ戻す意味があります。今年いちばん長く座った場所や、帰宅して最初に使う場所を選ぶと、手をつける理由がはっきりします。終えた面を使って、いつもの時間をゆっくり過ごすこともできます。
家族で掃除する
担当を決めるときに、「ここで一緒に食べたね」「この部屋で勉強していたね」と、その場所の思い出を話すきっかけにできます。掃除の速さを比べるより、終わったことをお互いに伝えましょう。子どもには安全に扱える道具と範囲を用意します。
今年よく使った面を、丁寧に拭いて戻す
今日は一年の中で出番の多かった机や棚を選び、その面を拭いてみてください。よけた物を戻すときに、これからもここで使いたい物を取りやすく置きます。家への感謝は、過ぎた一年を思い出す時間と、次の毎日を気持ちよく迎える手入れの両方に込められます。
今日試せること
- 今年よく過ごした場所を選び、使う面と手が触れる部分を丁寧に拭く
- 家族と一緒に住んでいるなら、家で助かったことを一つ伝える