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重陽の節句の過ごし方|9月9日に菊と秋の食卓で長寿を願う

重陽の節句は9月9日、菊に長寿や健やかさを願う五節句の最後の日です。食用菊を使った料理やお茶、季節の食材を用意し、年頭に願ったことを振り返りながら、ここまで過ごせた感謝を伝える日にできます。

目次 6項目
  1. 9月9日は菊を楽しむ節句
  2. 食卓の一品と、具体的なお礼を添える
  3. 観賞用の菊を料理へ使わない
  4. 秋からの過ごし方を考える時間に
  5. 季節を味わい、年末までの願いを決める
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9月9日は菊を楽しむ節句

重陽は「ちょうよう」と読み、9月9日に祝う節句です。菊の節句とも呼ばれ、菊花酒などで長寿を願う文化が伝わっています。年に五つある節句の最後なので、春から夏を経て、今年ここまでを振り返る区切りにも向いています。

現在の9月9日は、地域によってまだ暑さが残ります。暦の行事と花や食材の出回り方には違いがあるので、店で見つからない物まで無理に取り寄せる必要はありません。菊を眺める、秋の一品を味わうなど、手に入る物で楽しみます。

長寿の願いは年配の人だけのものではありません。自分や家族がこれからも健やかに暮らせるよう願い、お世話になった人を思い出す時間にできます。年齢や祝い方を細かく決めず、今の暮らしに合う小さな行事にしましょう。

食卓の一品と、具体的なお礼を添える

食用菊が手に入るなら、商品の調理案内に沿っておひたしなどに使えます。菊のお茶を選ぶ場合は、飲用として販売されている物を用意し、表示どおりにいれます。花を浮かべた見た目を楽しみたい場合も、口に入る物には食用として確認できる材料だけを使います。

お酒を飲まない人は、菊花酒を用意しなくてもかまいません。お茶を飲んだり、秋の食材を使った料理を一皿添えたりする形で、節句の願いを楽しめます。全員に同じ飲み物をすすめず、それぞれが味わえる物を選びましょう。

家族や親しい人と食卓を囲むなら、今年助かった出来事を一つ話してみます。「いつもありがとう」に加えて、迎えに来てくれた日、話を聞いてくれた時間などを挙げると、お礼の気持ちが伝わりやすくなります。

観賞用の菊を料理へ使わない

花屋で買った観賞用の菊と、食品売り場の食用菊は分けて扱います。きれいに見えても、食べるために育てられ、販売された物とは限りません。飾って楽しむ菊は花瓶へ、料理には食用と分かる材料を使ってください。

菊を使った飲食が合わない人には、別の食材を選びます。行事の象徴をすべて体に取り入れなければいけないわけではありません。花を眺めながら普段のお茶を飲むだけでも、季節の節目を感じられます。

秋からの過ごし方を考える時間に

年始の目標がある

書いたメモを出し、達成したこと、途中のこと、もう必要でないことを見ます。できなかった数を数えるだけで終わらせず、秋に続けたいものを選びます。予定や気持ちが変わっていたら、目標も今の自分に合う形へ変えてかまいません。

忙しくて料理を増やせない

いつもの夕食に季節の食材を一品選ぶ程度にします。行事のための買い物や調理で疲れないよう、すでに家にある食材も使ってください。食後のお茶の時間に、今年ありがたかった出来事を思い出す方法もあります。

離れて暮らす家族を思う

連絡を取れる関係なら、相手の都合のよい時間に近況を聞いてみましょう。返事を急がせず、「涼しくなったら会いたいね」など次の楽しみを伝える形もあります。連絡が難しい日は、無理に電話せず、心の中で健やかさを願えます。

季節を味わい、年末までの願いを決める

食卓へ出せる一品を決めたら、年頭のメモを読み返します。年末まで続けたいことが見つかったら、次の予定へ入れましょう。菊の節句を、感謝とこれからの楽しみを具体的に考える日にしてみてください。

重陽と菊の食文化

神社本庁「節供」で9月9日の重陽、東北農政局「令和5年9月 食育ブログ」で菊の節句と食用菊の料理を確認しています。

今日試せること

  1. 食用菊か季節の食材を、食べ切れる量で用意する
  2. 年頭の願いを読み返し、秋に続けることを決める